通信ミドルウェア

WindowsやLinuxなどの動作環境において、複数の宛先(異なるプロトコル)との通信処理が可能な共通のAPIを提供し、メッセージの関連性や順序、待ちを制御するメッセージ通信基盤です。

特徴

  • サポートプロトコル
    • TCP/IP
    • UDP/IP
    • SECS、HSMS
    • HTTP、SMTP、SNMP、ICMP

  • 共通API
    • OSI参照モデルに準拠
    • 複数の環境、プロトコルに対応
    • イベント駆動型
    • スレッドによるシリアライズ

  • メッセージ制御
    • パッケージグループ毎に活性化/非活性化
       →クラスタ制御との連動
    • 受信メッセージのジャーナル機能
       →保管したメッセージの再実行でDBを復旧
    • メッセージレベルの保管・再送機能
    • 1回の送信で同じメッセージを複数の宛先へ配信
    • 送信データの圧縮機能
    • TCP/IPセッション自動回復機能

  • ログ機能
    • アプリケーションログ
    • 通信ミドルウェア実行トレース
    • 通信ミドルウェア事象ログ
    • 通信トレース、通信エラー、システムエラー

  • 動作設定機能
    • コンソールによる動的な設定、参照
    • INIファイルによる定義